今年が  テレワーク元年  になるかも?

一部の大企業で、千人単位で2週間の期限付きのテレワークが始まった。

今までは 出産や育児、介護で 2年位をめどに 部署のほんの一部の

人のみが 社内の打合せのためのリモート会議参加や、出勤している人に

代行のお願いなど  肩身の狭い思いで、テレワークに対応してきた。

また、災害が起こった時は テレワークの必要性を何度もいわれてきたが、

通勤可能になると 通常勤務に戻る、というパターンであった。

何故か。一言で言えば「能率・効率が悪い」「細かい確認が瞬時にできない」、

「共有する情報の温度差」、「仕事のパターン化とあきらめ」・・・

個人的には「周りに相談ができず、仕事が中断」や「仕事とプライベート との

時間と場所(住宅の広さも関係)の区切りがない 」、結果的な長時間労働、

孤独感で淋しい・・・

今回の大企業のテレワークは マイナスイメージを払拭して、働き方改革を

じわっと進め、テレワーク可能の職種の幅を 広げるものになるかもしれない。

・「判断ができ、時間の組立てができる人」→テレワークに必須なスキル

「変化に対応でき どこでも仕事ができるが人」が 将来、中心的な働き方に

なるかもしれない。

今回 テレワークに初めて参加した方の終了後の報告書は、とても貴重な

データになり、分析と戦略が楽しみです。

テレワークを 「やるか やらないか」から、「働き方」の当たり前の一部として

テレワークの組合わせ割合を増やしていく 柔軟な働き方を会社に提示して

ほしいです。

世界的な悪夢のウイルスが 学校やイベントをはじめ 大きな不便をもたらした。

不便を解決するアイデアが、「挑戦とチャンスの芽」として これから数多く

出てくる。 すでに、子供に関するもの(教育、食事・・・)では動きが出ている。

「働き方改革のテレワークが大きく進み、 新たなビジネスが出る」 年になると

明るい気持ちで 期待したい。

このコーナーを書いた人

保坂桂子

保坂桂子

さとやまFPラボ代表

ファイナンシャルプランナー
日本FP協会会員AFP認定者